当院は小児かかりつけ医として指導を行っております。お気軽にご相談ください。
伝染性紅斑は小児によく見られる病気です。典型的な症状は、両頬が赤くなる発疹(リンゴ病)ですが、発熱、倦怠感、関節痛などがみられることもあります。通常は自然に治りますが、まれに重症化することもあります。感染を防ぐためには、手洗いやうがいをしっかり行うことが大切です。
子供のアトピー性皮膚炎の原因は、遺伝的な体質の部分と皮膚のバリアが弱っている環境要因があります。特に子供の場合、バリア機能が弱く症状が出やすいのが特徴です。治療として、日頃のスキンケア、悪化要因の対策、ステロイド外用薬を用いて治療を行います。ステロイドへの不安についても説明しています。
VPD(ワクチンで予防できる病気)から赤ちゃん、お子さんを守るために予防接種を受けましょう。いつから受けるのか、まずは生後2か月からのスケジュールを確認しましょう。基本は「受けらる時期が来たらすぐ受ける」です。当院では1か月前~2日前まで予約が可能です。当日の持ち物:母子手帳と予診票をお持ちください。
夜尿症とは、5〜6歳を過ぎてもおねしょが続くことです。子どもは寝ている間に膀胱をうまくコントロールできないことや、体がまだ完全に成長していないことがあります。多くの子どもは、成長とともに自然に治りますが、もし心配なら、生活習慣を見直すことや、必要に応じてお医者さんに相談することも大切です。
喉の痛みや高熱が出る病気で、特に4〜12歳の子どもに多く見られます。感染力が強く、家庭や学校で広がりやすいので注意が必要です。治療には抗生物質が有効で、途中で服薬を止めないことが大切です。早期の診断と治療で、合併症を防げます。気になる症状があれば、早めに医師に相談してください。
子どもの喘息(小児喘息)の約90%はアレルギーに起因して発症しているため、適切な治療やアレルゲン対策を行うことにより治る可能性があります。ここではこどもの喘息の原因、検査、診断、吸入薬などの薬物治療、悪化因子への対策などをご説明します。こどもの喘息でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
お子さんが嘔吐した時、まずは落ち着いてあげることが大切です。無理に水分を摂らせるのは避け、少しずつ与えましょう。元気であればしばらく様子を見て大丈夫ですが、ぐったりしていたり、発熱や激しい腹痛がある場合は、すぐに医師にご相談ください。
赤ちゃんの「でべそ」は、臍ヘルニアと呼ばれ、腸が飛び出して見えることがあります。ほとんどの場合、成長と共に自然に治りますが、見た目が気になる場合は、早めに圧迫治療を始めると効果的です。治療は、赤ちゃんの負担が少ない方法で、治療開始が早ければ短期間で治ることが多いです。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
赤ちゃんの夜泣きは、特別な原因がないのに毎晩泣く現象で、病気ではありません。生後3~6か月から始まり、1歳半まで続くことが多いですが、個人差があります。赤ちゃんの睡眠サイクルが未発達なことが原因とされています。親が過度に心配することはありませんが、いつもと違う泣き方の場合は医師にご相談ください。
便秘は「長い間、便が出ない・出にくい状態」のことです。お子さんの便秘は珍しくなく、10人に1人以上が悩んでいると言われています。便秘を放置すると、排便時に痛みを感じ、便意が感じにくくなり、悪化してしまうこともあります。特にお子さんの場合、便秘がイライラや多動など、精神面にも影響を与えることがあります。早めに対処することが大切です。気になることがあれば、一度ご相談ください。