いつも西馬込あくつ耳鼻咽喉科のブログをご覧頂き、ありがとうございます^ ^
当院では栄養士の大塚さんにご協力いただき毎週栄養たっぷりのレシピをご紹介します✨
過去のレシピに関してはこちらよりご覧ください✨
今現在、新型コロナなどの影響もあり、免疫力を高める事に関心がある方も多くいらっしゃると思います。
皆さん、いつもの食事で免疫が上がったら嬉しくないですか?
そこで本日は……
打倒コロナ!スパイス摂取で免疫力UPについてのご紹介です!
実はスパイスにも免疫力を高める効果はあるんです☝️
(多く摂取すれば効果が出るわけではないので適量を取るように注意してください)
今回ご紹介する免疫upスパイスは9つ!
①唐辛子
殺菌作用、抗酸化作用、抗ガン作用、食欲増進、血行促進、発汗作用、疲労回復、むくみ改善、冷え性改善などに効果があるといわれています。
ビタミンAとCを豊富に含みます。消化を促進して発汗作用があり夏バテにも効果的です。カプサイシンは刺激が強く、過剰に摂取すれば胃腸などに問題を起こすこともあるので注意してくださいね!
②シナモン
炎症を抑制し、感染を防ぎ、損傷した細胞を治すのに役立ちます。心臓病のリスクを減らすのを助けるかもしれないといわれています。
カルシウム、鉄分、マンガンなどを多く含みます。毛細血管の減少や損傷から起こる、女性は特に気になるシミ、シワ、たるみなどの予防、改善などに効果的だとされています。
③コショウ
殺菌作用、消毒効果があり昔から薬としても利用されていました。食欲と消化機能を調節します。
殺菌作用、抗炎症作用、鎮痛作用、鎮静作用、消化促進、風邪予防、口臭予防、漢方でもよく使われており胃腸薬としてや、下痢、嘔吐、吐き気などにも有効だといわれているスパイスです。
バニラのような甘く強い香りを持ちますが、舌がしびれるような刺激的な味が特徴です。
⑤生姜
日本だけではなくインドでもお馴染みのスパイスです。
免疫力を高め、消化器疾患を予防する殺菌効果が期待できます。ウィルスや風邪による喉の痛みのほか、腹痛や生理痛を鎮める効果もあります。様々ながんを予防する可能性のあるジンゲーロール、ショゴール、パラドールがあります。感染症の治療に役立つ抗菌化合物も含まれています。冷え性などを始めとする体質改善にも効果的なスパイスです。
日本では主に薬味として使用されるほか肉や魚料理の臭みを消すために使われています。
⑥ニンニク
免疫システムを強化します。エジプト、ギリシャ、バビロニア、中国などの重要な文明は、古来から薬用にニンニクを使用していました。
殺菌作用、抗菌作用、抗酸化作用、疲労回復、滋養強壮、ホルモンバランス、高血圧予防、冷え性改善などに効果があります。ウィルス対策にも効果的なスパイスです。
⑦玉ねぎ
日頃から使われやすい玉ねぎ。
解毒作用、疲労回復、血行促進、発汗作用、消化促進、便秘解消、コレステロール制御など血液をサラサラにする効果もあり、動脈硬化、高血圧などの血液系の予防改善にもオススメのスパイスです。
栄養素の吸収を助ける成分を多く含んでいるのが特徴です。この成分は水溶性のため長時間水にさらすと効果が薄まります。
⑧ターメリック
殺菌作用、抗炎症作用、鎮痛作用、体機能改善などがんの予防やアルツハイマー予防にも効果があると言う研究結果もあります。ターメリックに含まれるクルクミンというポリフェノールの1種である成分は肝臓の解毒機能を強化する作用や抗酸化作用を持ちます。代謝を整えるため免疫力アップも期待できます。
⑨マスターシード
殺菌作用、抗炎症作用、抗酸化作用、がん予防、コレステロール改善、中性脂肪を下げるなどに効果があると言われています。アンチエイジング、美白効果などもあるスパイスです。成長作用があり、冷え防止にも効果があります。
本日の一品:🍄きのこのマリネ🍄
■材料
玉ねぎ1/4個(50グラム程度) お好みのきのこ200g(きのこ1〜2パック) *しいたけ エリンギ しめじ、マッシュルームなど にんにく1かけ パセリ3グラム 唐辛子1本 塩1.5グラム(全体量の0.6%) ブラックペーパー1グラム オリーブオイル大さじ1 りんご酢大さじ2
=作り方=
1 お好みのきのこを石づきをとり食べやすい大きさに切る。
玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切り、耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて300wの電子レンジで3分30秒加熱する。
2 加熱後、ボウルにすべての調味料を入れて混ぜ合わせる。
3 水気を切り、温かいうちにきざんだパセリと種をとった唐辛子を和え全体に味がなじんだら完成!
直ぐに食べるとお酢の味が強く感じられ酸っぱいですが、時間が経つと味がなじみ食べやすくなりますよ。
食材豆知識:きのこ
きのこ類には免疫力を上げる働きがあります。風邪の予防を始め、がんの抑制や花粉症の予防、改善する効果も期待でき、腸内環境を整える働きもありますので便秘の改善にも期待ができます。
免疫力アップには腸内環境を整える、タンパク質やミネラルの摂取、体を冷やさないことが大切です。
最後に・・・
栄養士の大塚さんによると免疫力を下げることの一つにストレスなどの疲労などもあります。
疲れにくい人はどういった人かというと幸福度が高く、体もスリムで収入やメンタルも安定しているといわれています。風邪をひいたり病気になることも少ないそうです。
「疲れた」「忙しい」「いつも緊張している」と感じているそこのあなた。それは心のSOSかもしれませんよ。
例えばご家庭のこと、お仕事のこと、全てを完璧にこなすのは楽ではありません。1日の中でほっと一息つける時間はありますか?1ヶ月の中で待ち通しいと感じられる日をつくれていますか?睡眠や適度な運動も大切ですね。
そして普段の食生活の中で、今回ご紹介した免疫力を高める効果のある食材を積極的に摂り入れてみてはいかがでしょうか。
私たちは日々様々なことから「楽しみ」を得て生きています。その一つを担うのが「食」です。
また、食は丈夫な体をつくるだけではなく「心の安定」にも深く関わっていますよね。
病気や怪我に強い丈夫な体、健康な心をつくっていきましょう!
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