いつも西馬込あくつ耳鼻咽喉科 栄養外来のブログをご覧頂き、ありがとうございます^ ^
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今回ご紹介するのは
・「便秘を放っておくと…」
・「ひじきサラダ」
当院では栄養士の大塚さんにご協力いただき、毎回栄養たっぷりのレシピをご紹介しております。
とっても簡単で時短で作れます!是非ご家庭でお試しください♪
結論からいうと、便秘を放っておくと様々な体の不調を引き起こすといわれています。
①体への悪影響
老廃物の塊である便は、できるだけ早く体の外へ排出すべきです。
大腸内に残った大便のことを宿便といい、これが溜まることでお腹の調子が悪くなりそこから有害物質が発生します。
有害物質とは主に悪玉菌を指しますが、腸内に悪玉菌が増えるとお腹の張りや食欲不振、めまいや吐き気などの体の不調を引き起こします。腸内の細菌バランスが崩れると、脂質や糖の吸収、分解にも大きく影響するほか、発がん物質を作り出してしまうためがんのリスクも高くなります。
また、便秘で排出物が腸に留まることで腸内環境が悪化すると、体内で腐敗物質が発生しやすくなります。血液中の有害物質が皮膚や呼気によって排出されることで、体臭や口臭の原因になってしまう場合もあります。
こうした体の不調は、血行も悪くしてしまい、肩こりや腰痛なども引き起こします。
糖尿病、高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすこともあり注意が必要です。
②お肌への悪影響
便秘になると、自律神経の働きが乱れます。自律神経の働きが悪くなると、全身を流れる血液の流れも悪くなります。全身の血行が悪くなると、お肌が乾燥したり吹き出物、ニキビなどの有害物質が発生します。有害物質は血液中に栄養素と一緒に取り込まれ、皮膚の代謝を妨げてしまうなど便秘は様々な肌荒れを引き起こしてしまいます。肌の張り、ツヤがなくなってしまうことも。月経前も便秘になりやすいので注意が必要です。
③太りやすい体に
肝臓で栄養素を代謝したり吸収するためにはエネルギーが必要になります。便秘によって発生した血液中の有害物質を取り除くことにエネルギーが浪費されると、体の基礎代謝が低下して太りやすい体質になってしまう場合もあります。
便秘の対処法
①適度に運動する
腸や腸周りの筋肉を動かす。ウォーキングなどもいいです。
②食物繊維が豊富な食べ物を適量に摂る
食物繊維は水分を吸収して膨らむことで、腸壁を刺激し、腸の動きを促すので水分と一緒に摂取するのがおすすめです。
栄養!時短!健康レシピ「ひじきサラダ」
■材料二人分
乾燥ひじき10グラム
にんじん1/4本
いんげん50グラム
きゅうり1/2本
ツナ缶1/2缶
■調味料
醤油大さじ1/2
酢大さじ1/2
砂糖小さじ1
1、ひじきを水で戻す。
*排水用ネットを使ってもどしました。ざるを使用すると、洗う時にひじきがざるに挟まり洗いづらくなりますが、そのストレスが軽減されます。
2、きゅうりは薄切り、にんじんは薄くいちょう切り、いんげんは2センチに切る。
3、耐熱容器に1、2のにんじん、いんげんと水大さじ2を入れる。
4、3にふんわりとラップをして電子レンジ600W5分加熱する。
5、ボウルに2のきゅうり、水気をきった4、ツナ缶を入れ調味料と和えたら出来上がり♪
栄養士の大塚先生から一言:
ご存知のように、「ひじき」には食物繊維が多く含まれているので便秘解消効果が期待できます。
排水口ネットを使えば簡単に戻せるので気軽に作ってみてください。
便秘といえば大人の女性が多いイメージですが、子どもにも便秘はあります。
ミルクを飲む時期の子であれば、ミルクが不足していると便秘になったりします。
幼稚園、小学校が始まる子どももトイレの環境などによりトイレに行きづらいと感じると、便秘がちになる傾向があります。
私の勤務している保育園でも、便秘になって病院に行く子ども達もいます。
バランスのいい食事を普段から摂り入れて、軽いウォーキングなど体を意識して動かしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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