鍼灸の歴史
これを読んでいる皆さまは「鍼灸」をご存知でしょうか?
日本では奈良時代に中国から伝えられたとされ、江戸時代には庶民の間にも広まったとされています。その後、明治の時代に入ると政府の方針によって西洋医学が推し進められることになり、鍼灸や漢方などを主流とする日本の伝統的な医学は下火を迎えました。それでも庶民による支持は根強く残り、鍼師、灸師は国家資格として制定され、現代においても実に多くの人々が心身の不調を改善する方法として取り入れています。
統合医療
西洋医学では病気の原因に着目し、病状に対して的確な治療法を選択しその原因を除去することによって検査、外科的処置、投薬を行い病気を治療していくアプローチ方法をとります。
一方、東洋医学では「身体の免疫力を高める」ことを主眼としておりカラダのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治ると考えられています。副作用が少なく、また原因がはっきりしない症状や慢性的な症状にも効果があることがわかっています。
現代社会特有の疾患として不定愁訴が年々増え、多種多様のストレスやアレルギー、慢性疲労、新型コロナ後遺症などの症状を訴える患者に対し、西洋医学と東洋医学両者の特性を最大限に活かすことで患者ひとりひとりにとって最も適切な手法をとることを目指す取組みを当院では行っていくことにしました。
まさに「その人」に合わせたオーダーメード治療です。
院内研修
4月某日馬込駅前院にて鍼灸に対する理解を深める研修が行われました。
今回私たちに教えてくださったのは衣笠仲通鍼灸接骨院の加藤院長です。
- 柔道整復師
- 鍼灸あん摩マッサージ指圧師
- (一財)日本美容鍼灸マッサージ協会認定上級美容鍼灸師
- (一財)日本美容鍼灸マッサージ協会美容鍼灸認定講師
- イオンQ講師
- イオンQ全国研修部長
https://kinugasa89.com
5月の外来オープンを目指し医師、看護師、医療コーディネーター総出で参加し、
鍼灸の基礎知識やメカニズム。鍼やイオンQを実際に使った治療方法を一連の流れの中で見せていただき、理解を深めることができました。
体が硬く前屈が苦手なスタッフへ「イオンQシール」をある場所に貼ったのですが、再度前屈を試してみるとグーンと、しっかりと伸ばすことができたのを目の当たりにし本当にたまげました…
患者さまへ
もはや日本だけの問題でなく、世界中で特に都市化が進む先進国特有のカラダのトラブルとして
生活習慣病や言葉にできない不調を抱える人々が蔓延しています。
「未病治(病気になる前の細かな身体情報を基に病気の予防や治療を行うこと)」の考え方が世界中で広まっており各国の医療関係者やWHOも鍼灸に注目し、科学的根拠のある治療法として注目されているのが鍼灸です。
自律神経の乱れによるトラブル。元気が出ない。疲れが続いている。気分が落ち込む。喉の不快感。食欲減退。体力の低下。めまい。コロナ後遺症の症状などの症状がある方は一度ご来院をお勧めします。
■予約方法
ドクターキューブから予約を取っていただき加藤鍼灸師から東洋医学的な問診を行います。
■外来
毎週月曜日午後3時30分〜6時30分
馬込駅前あくつ小児科耳鼻咽喉科鍼灸外来
■料金
初回限定: 4,980円(税込)
再診 :9,800円(税込)
当院の医師、加藤鍼灸師のダブルタッグであなたの不調を1日でも早く取り除くことができるよう、
そして未病治を一緒に目指しましょう。是非外来にてご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
広報 小谷