東京都大田区にある西馬込あくつ耳鼻咽喉科です。
現在、初診からでもオンライン診療を実施しています。当院受診希望があればこちらからご覧ください。
今回も患者様から頂く質問にお答えいたします。
(ご質問)
風邪をひき、内科の先生からお薬をもらい、1週間たちました。のどは痛くはなくなったのですが、黄色の鼻水がでてきて困ります。これって蓄膿症ですか?
(回答)
急性副鼻腔炎の可能性が高いと思います。
副鼻腔とは鼻の中にあるスペースです。上あごやおでこの部分に大きな空洞があり、感染を黄色の鼻水が出ます。
風邪のウイルスが副鼻腔に入り、せまい部屋で充満してしまい、炎症を起こしたものが急性副鼻腔炎です。
鼻の中を観察すると、白色~黄色の鼻水が鼻のつきあたりからのどに回っているのがみることができます。
また、時期にもよりますが、アレルギーが原因で鼻水や咳がでていて、アレルギー性鼻炎で似たような症状になっていることもあります。
そういったときは、鼻水の状態が違う場合や、副鼻腔の入り口(副鼻腔自然孔)から鼻水が出ていないことがあるので、耳鼻咽喉科医がみると簡単に判断がつくことが多いです。
症状に応じて的確な治療を行うと改善していきます。しかしながら、咳症状は残りやすく、しばらく治まらないかたもいらっしゃいます。
一方、蓄膿症は慢性副鼻腔炎のことを指します。
蓄膿症は、鼻の中にポリープができたり、鼻汁がのどの方に落ちてしまい(後鼻漏)、痰がらみの咳がでたりします。
慢性副鼻腔炎が原因で咳症状がひどくなってしまう方もいます。びまん性汎細気管支炎と呼ばれています。
蓄膿症(慢性副鼻腔炎)は、治療方法がある程度確立されていますが、長く通院してもらうことが多いです。
最近では、喘息合併の副鼻腔炎が増えており、好酸球性副鼻腔炎と言われています。こちらは、難病指定をされている病気でしっかりと治療が必要になります。
オンライン診療は北海道から沖縄の方までご受診が可能となります。
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大田区にある西馬込あくつ耳鼻咽喉科は、都営浅草線 西馬込駅から徒歩1分以内の耳鼻科です。
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