大田区にある西馬込あくつ耳鼻咽喉科です。
今日は、土用の丑の日です。文化堂 西馬込店様でも沢山の うなぎ∈(゜◎゜)∋ が売られていました。
うなぎ∈(゜◎゜)∋ を食べていて一番の心配はやっぱり小骨ですよね。
私自身、うなぎを食べるときは細心の注意を払っています。
耳鼻科医が刺さって同僚にとってもらうのは、結構恥ずかしいです。
病院時代は、耳鼻科の夜間救急をしていたこともあり、沢山の異物を取ってきましたが、やはり、魚骨による異物が一番多かったです。土用の丑の日は、普段の2~3倍の異物の患者様がいらっしゃいます。
小骨が刺さるところは、大体決まっており、子供は扁桃腺が大きいため、扁桃腺に刺さっていることが多く、比較的簡単にとることができます。(子供が協力してくれればですが)口を開けてくれないと厳しいですが・・・
大人は口から見えないところに刺さっていることがよくあり、鼻からカメラ(ファイバー)を入れて取ります。
当院では異物を取る専用の鉗子付きファイバーを常備しており、鼻から取ることができます。
意外と大きな病院にしか置いていない機器ですが、魚骨くらいで大きな病院を受診するのは気が引けますよね。
魚の骨が刺さって気になる、のどに異物感がある、引っ掛かっている感じがある
というときは、この機器がある耳鼻咽喉科へ行くことをお勧めします。
この機器がある耳鼻咽喉科は、ホームページに記載をしていると思います。
当院も長らく宣伝していませんでしたが・・・
ファイバーの先端には鉗子が入る隙間があり、この鉗子で魚骨をつまんでとります。
普通のファイバーよりも直径が太い為、鼻に十分な麻酔をしてから取りますので、痛みも最小限に行うことが可能です。
以上、土用の丑の日あるあるでした∈(゜◎゜)∋