こんにちは。西馬込あくつ耳鼻咽喉科院長の阿久津です。
皆さんは、毎日食べるものに気を付けていますか?
コンビニやスーパーで手軽に手に入る加工食品は、忙しい現代人にとって大変便利なものですよね。
しかし、その中には 食品添加物 がたくさん含まれていることをご存知でしょうか?
食品添加物は、食品の保存性を高めたり、味や見た目を良くしたりするために使われます。
しかし、 摂取量によっては、私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性 もあります。
今回は、食品添加物のリスクと、それを避けるための工夫について、お話します。
食品添加物が及ぼす可能性のあるリスクとは?
食品添加物は、種類や摂取量によって、様々な影響を体に及ぼす可能性があります。
例えば…
- アレルギー症状
発疹、かゆみ、呼吸困難など - 消化器系のトラブル
腹痛、下痢、便秘など - 精神神経系の影響
イライラ、集中力低下、不眠など - 発がん性
長期間、大量に摂取することで、発がんリスクが高まる可能性も指摘されています
特に 子供 は、体が発達段階にあり、大人よりも影響を受けやすいと言われています。
また、日本で使用されている添加物の中には 亜鉛の吸収を阻害するもの もあり、注意が必要です。 亜鉛は、免疫機能や成長に欠かせない栄養素です。亜鉛不足は、味覚障害やアレルギー症状の悪化、成長阻害などを引き起こす可能性があります。
食品添加物を避けるための工夫
食品添加物を完全に避けることは難しいかもしれませんが、 少しの工夫で摂取量を減らすこと はできます。
1. 加工食品を控え、できるだけ新鮮な食材を選びましょう。
- 自宅で調理する際には、旬の野菜や果物、肉や魚など、新鮮な食材を積極的に使いましょう。
2. 食品の表示をよく見て、添加物の少ないものを選びましょう。
- 特に、着色料、保存料、香料など、多くの加工食品に使われている添加物に注意しましょう。
- 添加物の名前が難しいものもありますが、できるだけ理解しようと意識することが大切です。
3. 外食が多い場合は、メニュー選びを工夫しましょう。
- 揚げ物や炒め物など、油を多く使った料理は、添加物を多く含む傾向があります。
- 野菜中心のメニューや、和食を選ぶように心がけましょう。
4. おやつは、果物やヨーグルトなど、添加物の少ないものを選びましょう。
- 子供のおやつには、市販のお菓子よりも、果物やヨーグルト、手作りのお餅などを与えるようにしましょう。
5. 水は、ミネラルウォーターを選びましょう。
- 子供にピュアウォーターを与えるのは避けた方が良いでしょう。
- ピュアウォーターは、ミネラルが完全に取り除かれた水であり、体に必要なミネラルが摂取できません。
- 裏に「鉱水」と書いてある水を選びましょう。
6. 鉄や亜鉛など、不足しやすい栄養素を意識して摂りましょう。
- 亜鉛はメンタルの安定にも重要です。
- 食品添加物によって阻害される栄養素もありますので、意識して摂取することが大切です。
食品添加物は、私たちの生活を便利にする一方で、健康リスクも潜んでいます。
日々の食生活を見直し、 添加物を意識した食習慣 を心がけることが大切です。
自分と家族の健康を守るために、できることから始めてみましょう!
亜鉛について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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